土曜日のニューヨーク散歩話はまだ続く。
ジュリアード音楽院と言えば、多くのジャズやクラッシクの音楽家を輩出している名門音楽大学として有名だ。この大学はリンカーンセンターの一部にある。行って一観光客が見れるような何かがあるのかわからなかったが、ミーハーな私は行かない理由は無い。近くに行って、Miles Davisが、Chick Coreaが学んだ場所を一目見ずにはいられない。
あとで気づいたのだが、Wikipediaには次のように書かれていた。
「リンカーンセンター内はセキュリティーが設置されているため安全だが、周辺はあまり治安が良いとはいえないため、写真つきのIDカードがないと構内に入ることは出来ない。」
なるほど。実は危ない場所だったのか。ここだけでないのだが、私はあまり危険な地域かどうかを確かめずにどんどん歩いてしまうところがある。今度から気をつけなければ。
リンカーンセンターは残念ながら、現在は工事中。なので、本来の姿かもしれないが、外からジュリアード音楽院を眺めた。入り口から入っていく学生と思われる若者達。そう思ってみると、皆天才に見える(なんて単純)。
ふと見ると、横にブックストアというのがある。一般人でも入れるのかわからなかったが、とりあえず入ってみる。中はかなり狭いが、クラッシクやジャズのスコアや書籍、それにLP、CDやお土産が所狭しと並べられている。しばし学生になったつもりになって、スコアなどを眺めてみる。私には価値がわからないが、きっとすごい貴重なものも売っているんだろう。床に座り込んで、ずっとスコアを眺めている若者もいる。んー、なんか良い感じだ。学生の真似を終わりにした後は、ミーハーな観光客に戻り、お土産を物色。結局、Tシャツを音符の形をした鉛筆を購入。
さてと、今度はバークリー音楽院かな。とか言ってみる (^^;;;
ジュリアードの青春―音楽に賭ける若者たち