2008年2月20日水曜日

コソボ独立

日曜日にMamma Mia!に行くまでに時間があったので、ニューヨークの町を歩いていたところ、なにやら若者が騒いでいる。車から身を乗り出して、暴走行為とまではいかなくても、縦横無断に走り回っている。見慣れない旗を振っているので、どっかの車関係の愛好者が集まっているのかなぁと思っていたら、時間とともに人数が増えていく。さらには、歩行者で参加する人も出てくる。

本当に始めはまったくわからなかった。警官も交通整理はするものの、取締りはしていなかったので、犯罪行為のようなものでないことはわかったのだが、さてなんだろうと考えることしばし。

しばらくすると、彼らの振っている旗に"Kosovo"(もしくは"Kosova")と書いてある。ここまで出されてもすぐにわからなかったところが、いかに出張に来てから新聞やTVを見ていないかの証拠なんだけど、さすがにちょっと考えいたらわかった。そうか、コソボ独立に関係しているのか。

"Thanks, USA!”とか書かれている旗もあったことから、どうやらコソボ独立を米国が支持したことを祝うデモンストレーションらしきものだとわかる。

それにしても、日曜日で混んでいるタイムズスクエアのあたりでこんなことが出来るなんて、好意的に考えれば自由な国だと思う。批判も出来るのかもしれないけど、今の私には情報不足なので、とりあえず「驚いた」ということだけをシェアしておきたい。

ちなみに、こういう話って、日本の新聞やTVでは取り上げられているのだろうか。こちらでは、ニューヨーク地元の新聞社のサイトなどいくつかでは紹介されていた。