土曜日は朝ゆっくり起きた後、朝食を取りに外に出る。セントラルパークに向かって北上していたら、ロックフェラーセンターがあったので、そこのスタバ(Starbucks)でホットチョコレートとサンドイッチを取る。有名なスケートリンクを室内から眺めて、まったりと朝の時間を過ごす。
外に出てみると、呼子のお兄ちゃんが展望室/展望デッキに行ってみないかと言う。ガイドブックには、並ばないといけないとか書いてあったので、どのくらい待つのかと聞いてみると、まったく待たないという。オフシーズンだからか。ディスカウントチケットもくれたので、それを使ってチケットを購入し、展望室/展望デッキへ。確かに眺めは良い。こうやって見ると、ニューヨークって本当に古い町並みと開発された新しい街並みが混在しているのがわかる。人種もそうだが、この混沌としているところがこの街の魅力か。
しばしロックフェラーセンターからの展望を堪能した後、5th Ave.を北上して、セントラルパークへ向かう。
セントラルパークはいろいろな映画や音楽でそのイメージは自分の中で沸いていたが、ほぼそれと同じ。ジョギングしている人、近所に住んでいると思われる散歩している人。それに少なくない観光客。いろんな人たちがここに集っているが、落ち着いた雰囲気は失われていない。都心の中にこれだけの広大な敷地で緑を確保できるのはうらやましい。東京にも広大な緑の敷地はあるけど、一般人は入れない。
セントラルパークの中を西に向かう。行き先は"Strawberry Fields"。John Lennonが亡くなったダコタハウス(Dakota House)の近くにある。"Imagine"という文字が地面に刻み込まれている場所だ。
跪き、花やJohn Lennonへの祈念と思われる品を並べている男性がいる。何か圧倒されるものがあったので、話しかけられなかったが、彼はいつもここに来ているのだろうか。
ダコタハウスはセントラルパークのすぐ隣。映画「チャプター27」でダコタハウスから散歩できる距離にあることは知っていたのだが、(映画の中ではセントラルパークを散歩するJohnの息子Seanと犯人Markが出会っていたという事実が紹介されている)、こんなに近いとは思わなかった。高級住宅街と言われるだけあり、あまり危険を感じない場所だ。地下鉄の出入り口もダコタハウスに隣接しているし。
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