興味が無くなっていた理由は、当たり前のことが書いてあるだけのことがあったり、極端な話(超ストイックなことを推奨するようなこととか)が多くとても実践出来そうにないと感じることが多かったからだ。
竹中式マトリクス勉強法
関連商品
いつも目標達成している人の勉強術 (アスカビジネス)
榊原式スピード思考力
東大合格生のノートはかならず美しい
ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない!
10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
by G-Tools
この竹中さんの本も、まぁ、そういう本だ。当たり前のことが書いてあるだけであるが、実はこの当たり前のことを書いている本であっても、それはそれで意味はある。ほかの権威ある人もそう言っているって知ることは自信につながるし、当たり前でも出来ていなかったことを再確認して、(もしかしたら100人に1人くらいは)それをやるようになる。
マトリックス勉強法と言っているのは勉強を「天井がある勉強」と「天井がない勉強」の2つと「人生を戦うための武器としての勉強」と「人間力を鍛えるための人と人を結ぶ勉強」の2つそれぞれを縦と横の2マスずつに入れたマトリックスとして、4マスごとに勉強方法を考えるというのをテーマとしているからだ。だが、正直、あまりこれを意識しなくても良い。書かれている内容はそれを意識してもしなくても有用なものは有用で、自分には使えないと思うものは使えない。
繰り返して書いているように、内容は極めて当たり前のものなので、気になった人は要点を押さえるくらいで良いだろう。目次が良くまとまっているので、それをどっかで見ると良いだろう(本当はここに書こうと思ったのだが、結構な分量なのでちょっと出来なかった)。内容も読みやすいので、中を読みたいという人はもちろん止めない。集中して読めば1時間もかからないで読める。個人的には、本屋で目次を立ち読みか、ブックオフで105円で購入で良いと思う。