図書館で予約していたのが、忘れたころにやってきた。風呂の中だけでの読書で2日ほどで読了。現実逃避? ハイ。
外資系に勤めていると、日本人以外の同僚や上司/部下と食事することが多い。仕事の話だけならば、どうにか会話も成り立つが、気の利いた冗句の1つでも言えればといつも思う。本書はそんな場で使えるネタが満載。もちろん、中でも書かれているように、ネタによってはコントラバーシャルなものもあるので、空気を読まないといけない。ネタの背景となっている「日本人が諸外国からどのように見られているか」をきちんと説明しているので、簡単な国際文化比較の勉強にもなるだろう。ただし、その説明は深くはないので、気になった項目があったら別途調べる必要がある。
私は外資系勤めが長いとは言っても、米国に本社がある会社にしか勤めていないので、どうしても考えが日本と米国を中心にし勝ちになる。その点、本書は北欧や中東の事情もふんだんにカバーされている。その点も勉強になった。