2007年1月23日火曜日

押尾コータローがパフォーマーに見えるとき

押尾コータローに最近はまっているのだが、配偶者いわく「一人で弾いているってわからなかったら、DEPAPEPEと変わらないね。いや、DEPAPEPEのほうが耳あたり良いかも」

んー。言われてみると、確かにそうかもしれない。

ということで、いくつかの演奏を改めて聴いてみた。自分がギターを弾くという先入観なしで聴いてみると、タッピング時の指板に叩きつけられる音やハーモニクス、ボディを叩く音など、確かにやや耳障りに感じるかもしれない。Hard Rainのようにそのパーカッシブな演奏が売りとなっている曲の場合は良いのだが、スローでメロディアスな曲の場合は確かにちょっと耳障りかも。

Tuck & PattiのTuck Andressも似たような奏法なのだが、こちらはあまり気にならない。アコースティックギター(しかもスティールギター)とフルアコースティック(エレキギター)の違いか。エレキギターの場合はピックアップでわずかな音でも拾えるので、指板にそれほど強く叩きつける必要がない。

気になりだすとさらに気になって、YouTubeでいくつかの演奏を見てみた。演奏を見てみると、実際にソロであの演奏をしているという事実が突きつけられ、そのすごさがわかる。やっぱり、すごいですわ。

そう考えると、押尾コータローというのは、稀代のパフォーマーかもしれない。…などと思った次第。

COLOR of LIFE -movies-
押尾コータロー
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