2008年11月3日月曜日

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

英語が下手なのがわかるだろうに、聞き直しても、同じフレーズを同じスピードでしか繰り返してくれないアメリカ人が(結構)いる。仲の良いアメリカ人の知人が教えてくれたが、第2外国語をまともに習得している人が少ないので、何故聞き取れないかがわからず、ゆっくりしゃべることや簡単な単語や言い回しにすることが必要だとも知らないのだと言う。また、多くのアメリカ人はパスポートも持っておらず、海外に出た事もなく、それどころか、自分の州から出ることが無い人も少なくないという。

この本ではアメリカ在住のコラムニスト町山氏が世界の中心である(あった?)アメリカの実はクレイジーな真実を紹介する。軽い文体でいろいろなニュースや映画、テレビなどを基に、「これでもかっ!」というくらいにアメリカの異常な部分が描かれる。ブッシュの無能さやキリスト教原理主義の真実。どこのコメディだと思うが、これが事実。こんな国に世界は良いように操られていたわけだ。

どのくらい面白い国かについては、町山氏のブログエントリーにある目次を見てもらうだけでもわかるだろう。

1つ1つのネタについて、すべて自分が詳しかったわけではないので、メディアリテラシーの重要性を謳う自分としては、英語ではどのように扱われているか知べてみたいと思う。全部は無理だろうが。