2007年9月17日月曜日

Key Take-aways from Firefox Rock Festival

Mozilla24の一環として渋谷BOXXで行われたFirefox Rock Festivalに行ってきた。参加アーティストは左のとおり。

小さい小屋でスタンディングで聴くなんて、すごい久しぶり。正直、少年ナイフ以外は知らなかったのだけれど、とても楽しめた。Mozillaさん、ありがとう。ちょっと思ったのが、全体的に縦ノリのバンドが多いこと。観客を煽り、自らも観客の輪の中に飛び込むパフォーマンスも飛び出す。非常に扇情的。高校の頃以来かもしれない、こういった縦ノリのバンドのライブに来るのは。

出たアーティストの中では、ミドリが気に入ったんだけど、mf247で公開されている「あんたは誰や」を聴いても、ライブでの感動には程遠い。やっぱりライブではじめて本当の評価を下せるアーティストなのかもしれない。あと、トリの少年ナイフは圧巻。ドラムのえつこが特に良かった。

このライブイベントはFirefox Rock Festivalって名づけられていることからも分かるように、Mozilla24の一環としてインターネットとアートの未来を考えるという趣旨で開催された。ライブは全世界にリアルタイムで配信された。さらには、バンド交代の幕間にはKNNの神田氏がMCとして登場し、インターネットを用いてもっとアート/音楽を楽しむための情報やちょっとしたTipsなどが紹介された。

この神田氏のトークからいくつか面白い情報を知った。

まず、イアンギランがインターネット上でボーカリストやギターリストのためのカラオケの素材を提供し、それに自分でボーカルやギター演奏を重ねて投稿してきた人をサイトのユーザーで投票し、優秀アーティストを選ぶということをやっている。

SMOKE THIS (Guillan's Inn)

これは面白い。ギターリスト用カラオケはイアンギラン自身がボーカルを先に入れたものになっている。投稿された完成楽曲にはイアンギランがコメントもつけている。優秀者はイアンギランと一緒に競演できるというおまけつきだ。

もうひとつ似たようなものとして、私の敬愛するCharの楽曲をアマチュアバンドが演奏し投稿できるサイト、the TARGIE SHOWも紹介された。名曲Smokyをいろんなバンドが演奏しているのだけれど、山口県のおかまバンドにはぶったまげた。めちゃうまい。最終的にはグランプリなどが決まるのだが、そこにあるCharの寸評もいかしている。

インターネットは中毒患者のように毎日アクセスしているんだけど、まだまだ知らないサイトがあるもんだということに気づいた。

ところで、FlickrでOfficial Photosが公開されているんだけど、なぜかミドリがない (T_T)。