2007年7月26日木曜日

時の呪縛から解き放たれ

なんのことかと思うかもしれないが、少し思うところがあって、腕時計をつけないでここ数日過ごしている。

最初は単に腕時計を忘れただけだったのだが、妙に心地よかったので、腕時計の無い生活を続けている。

こんなことを言うと、時計メーカーへの営業妨害かもしれないが、腕時計が必要なケースはいまやほとんどない。普段、デスクワークしているときは、PCを見れば良いし、打ち合わせの時間になれば、Googleカレンダーが知らせてくれる。外出時には携帯を見れば良い。

実は、ついこの間までは機械式腕時計のムーブメントが動く感触が好きで、雨が強い日以外は、その機械式腕時計を常に身に付けていた。意味も無く、右手の指にからめて、少し動かしてみる。ムーブメントがコロコロと動くのが、まるで生物の息吹のように感じられる。味気の無いクォーツ時計にはない躍動が感じられたものだ。

今でも、機械式腕時計は好きだ。ただ、あえて普段の自分と違うことをしてみよう。少し腕時計の無い生活を続けてみようかと思う。