日曜日(7/26)にSan Joseに行って来た。Mountain Viewからもすぐ近く。以前にも何度か行ったことはある(その1回はテニスの錦織君の試合を見にHPパビリオンに行った)んだけど、この日は夕方から仕事があったので、近場のSan Joseへ。
ところで、前から疑問に思っていたんだけど、San Joseって、カタカナ表記にするときには、サンノゼとサンホセとどっちなんだろう。私はサンノゼって発音しているけど、どっちが本当なんだ。ということで、ネットで調べてみる。読売新聞の大手小町/発言小町でそのものずばりの質問があった(「サンホゼ、サンノゼ?」)。ということで、サンノゼで良いらしい。
今回はまずSan Jose Museum of Art。'05~'06の地球の歩き方には無料って書いてあるけど、これは昔の話っぽい。8ドルの入場料(たぶん、最新の地球の歩き方では修正されている?)。中では、SUPERLIGHT、ROBOTS: EVOLUTION OF A CULTURAL ICON、CORE MEMORYという3つの企画展が行われていた(ここも中は撮影禁止)。
SUPERLIGHTは現代のテクノロジーがもたらしたものの「その次」(What's next)というものをテーマにした企画だ。フィルムを使ったものや機械を使ったものなどが展示されていた。前衛的過ぎて、ちょっとわからないものもあったが、なかなか興味深い。
だが、これ以上に面白かったのが、ROBOTS: EVOLUTION OF A CULTURAL ICON。その名の通り、ロボットの企画だ。AIBOの2代目やLEGOのMindstorm、同じくLEGOのMindstorm R2D2、作り途中で放ってしまっているけどディアゴスティーニのRealRobotなどを持っている私としては見逃せない。すべて興味深かったが、もっとも驚かされたのが、発泡スチロールで出来た巨大ロボット。教師用に配布されているマテリアルに写真が載っているが、下のようなものだ。
この写真でわかるかどうかわからないがこのサイズだけでもなかなか圧巻。これ以外にも教師用に配布されているマテリアルでわかるように、ロボット好きには垂涎のもの多し。
昼を食べた後に向かったのが、TheTech (The Tech Museum Of Innovation)。
この存在は知っていたし、前を通ったことは何度もあるのだが、今回初めて中に入ってじっくり見た。子供向けの施設だとは思うのだが、内容は馬鹿にできない。大人でも楽しみながら勉強ができる。
たとえば、下のInnovationコーナー。
Rendering Basicsというところでは、展示でレンダリングの基礎(ワイヤーフレームやレイトレーシングなど)を説明してあり、その横のマシンで実際に簡単にレンダリングすることができる。マシンでは、いくつかのオブジェクトのワイヤーフレームがすでに用意されており、そこに好きなテキスチャをマッピングするだけなのだが、複雑なテキスチャだと計算時間がかかることが実感できるなど、いつも見ているCGの仕組みを体感することができる。
Bike design studioでは、工業デザインの例として、自転車のデザインを行うことができる。
デザイナーを選択し、それぞれのパーツを選択していくだけなのだが、最終的にスコア判定されるなどクイズ性を取り入れている。私はスコア重視でいったら、次のようなへんてこな自転車になってしまった。ちなみに、このようにデザインしたものはプリントアウトして持って帰ることができる。
Design a roller coasterでは、ローラーコースター(日本ではジェットコースターのほうが一般的な呼称か)を設計できる。
私は、ここでも激しい動きが好きだからとか思って、適当に一番傾斜がつき、スピードーがでそうなコースを作ったら、安全基準に達していないとかでやり直しを命じられてしまった。下の画面が「だめだし」をくらったコースだ。
コース設計をしなおし、シミュレーションでOKが出たら、実際にそれを体験することができる。デザインしたマシンに入場チケットに印刷されたバーコードを読み取るバーコードリーダーが付いている。
これでバーコードを読み取り、再度、体験マシンでバーコードを読み込ませると、自分の設計したコースを体験できる。ちょっとわかりにくいかもしれないが、下の写真が体験マシンで自分で設計したコースを試しているところだ。
さらに、私は試さなかったが、3Dスキャナで自分の頭を撮影し、それをカラーリングできる(だと思う。何せやらなかったんで)Cyberheadsというのもあった。
そのほかにもクリーンルームを説明した展示があったり、
あとは子供がコンピュータやプログラムの仕組みを遊びながら理解する展示があった。
下の展示ではロジック回路を設計できる。
下は簡単な論理演算でプログラムを組めるもの。ブロックで条件を組み合わせて、プログラムを完成させ、それをシステムに送ることで、右の小さな部屋にいる人形がその条件によって動作を変える。
さらに、ここでもロボット展示があった。下の写真はロボットが私の名前をアルファベットのブロックで並べてくれているところ。
地下1階の展示では、インターネットを解説した展示も。
下の地球儀ではライブウェブカムの場所を示していて、そこをタッチすることで、現地のストリーミングを見ることができる。ちなみに、残念ながら、東アジアは無かった。
面白かったのが、インターネットでの略語の展示。
書かれていた略語は以下のとおり。
AFAIK TTFN JW TTYL B4N THX BRB BTW ROTFL CUL JK BBL TMI LOL LYMY G2G YR WU? HHOK AFK何個わかるだろうか。回答は以下のとおり。
- AFAIK = As Far As I Know
- TTFN = Ta Ta For Now
- JW = Just Wondering
- TTYL = Talk To You Later
- B4N = Bye For Now
- THX = Thanks
- BRB = Be Right Back
- BTW = By The Way
- ROTFL = Rolling On The Floor Laughing
- CUL = See You Later
- JK = Just Kidding
- BBL = Be Back Later
- TMI = Too Much Information
- LOL = Laughing Out Loud
- LYMY = Love You Miss You
- G2G = Gotta Go
- YR = Yeah Right.
- WU? = What's Up?
- HHOK = Ha Ha Only Kidding
- AFK = Away From Keyboard
TheTechにはIMAXシアターも併設されている(参照 -> Wikipedia: アイマックス)。今まで行った土地でもIMAXシアターは見かけたのだが、実は入ったことが無かった。今回はTheTechの入場券にどれか好きなプログラムを見れるというのが含まれていたので、3つあったプログラムの中からThe ALPSを選んだ。
これは素晴らしい。選んだプログラムも良かったらしい。海洋ものなどよりも一番臨場感を味わえるのではないかとも聞いた。IMAXシアターとは雲泥の差があるとは思うが、YouTubeに予告編があった。
また、DVDももうすぐ発売らしい。
The Eiger Obsession: Facing the Mountain That Killed My Father
という感じで、Mountain Viewから20分とかからずに来れるのだが、なかなか楽しめるスポット多し。街の感じも南の街みたい。また来てみよう。
送信者 San Jose in J... |