2013年11月25日月曜日

第33回つくばマラソン

昨日は、つくばマラソンを走ってきた。

例年、この日は富士山マラソン(旧河口湖マラソン)を走っていたのだが、昨年のDNSの印象が悪かったのと、河口湖から西湖に至る急坂があまりにもきつ過ぎたので、今年はランニング仲間にも評判の良いつくばマラソンとした。

このマラソンは湘南国際マラソンと同じく、平坦で走りやすいコースとして知られている。

そのため、いつもは用意しているペース表は作らず、今まで失敗しているネガティブスプリットを今度こそ実現するため、ひたすら抑えた走りをすることを目標とした。

結果は極めて平凡な記録(グロス:4時間2分0秒、ネット:3時間57分13秒)となったが、どうにかネガティブスプリット(らしきもの)を実現することができた。後半は正直、たびたび歩いてしまうことが多かったのだが、今回は久しぶりにまったく足を止めることなくゴールすることができた。

ランナーズアップデートの結果は次のようになっている。
5kmを28分程度で走ることを目安にしていたので、これを見るとなだらかに下がってきてしまっているが、実際には余力はかなりあった。


Runkeeperでのスプリットは以下の通り。これを見ると、35km〜40kmあたりまでにペースが落ちすぎていることがわかる。この区間は、もちろん精神的にかなり辛くなっていたこともあるが、足が止まってしまうことを恐れるがあまり、自分でペースを上げ過ぎないように気をつけていたのだ。

実は、愛用しているPOLAR RS300XのGPS(別オプション)がうまく動作せず、ペースを頻繁に確認することができなかった(Runkeeperで5分毎のペースは確認できた)。




以上のように、今回も反省の多い結果となったが、少なくともネガティブスプリットの兆し(?)は見せられるようになったので、次回はもう少し微調整をし、これを結果に結び付けられるようにしたい。


2013年11月4日月曜日

第8回湘南国際マラソン

昨日は第8回湘南国際マラソンに参加した。初めての参加だが、噂に聞いていた通り、高低差のほとんど無い、フラットな良いコースだった。海がそんなに見えるわけではなく、コースが単調なのが、やや残念であるが、大会運営も素晴らしく、人気の大会であることがよく分かる。

コースがどのくらいフラットかは、湘南国際マラソンのホームページにあるコース図からわかる。



ただ、コースは二度折り返しがあるので、進行方向で見た場合には、上りなのか下りなのか、わかりにくい。そのため、折り返しを含めて、進行方向での高低差がわかるように、自分で一週間くらい前に描き直してみていた。
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これで見ると、 高低差があるように見えるが、せいぜい10mほどの範囲だ。

一応、いつものように、ペース表を作ってはいたが、レース中はほとんど見る必要は無かった。それほどフラット。また、エイドステーションごとの補給プランも作ってはいたが、さすがにもう何度もこのプランで補給しているので、こちらも見ることは無かった。

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実は、今回は先週よりめまいがするなど体調が悪く、しかも木曜日のランニングで腰を痛めてしまったこともあり、4時間前後で完走できれば良いと考えていた。シーズの始まりで、この後にも何個かエントリーしている大会があるので、無理をしないことを優先とした。

結果は、3時間58分47秒(ランナーズアップデートの速報)だった。手元のRunkeeperでは、3時間57分54秒。これだけ見ると、4時間前後というレース前の目標通りになっているので、万々歳のはずであるが、私としては反省点の多い結果だった。

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最終的な記録はともかく、今回こそ、ネガティブスプリットを成功させたかった。そのために、前半をかなり抑えた。周りに引きずられて、結局1kmを5分26秒前後で走ってしまったが、自分としてはかなりエコな走りができていたつもりだった。フォームを気にする余裕もあり、前半は悪くなかったと思う。

しかし、精神的な弱さが出てしまったのか、残り10kmを切ってから、がくんとペースが落ちた。Runkeeperでの1km毎のスプリットを見るとそれがよく分かる。

前半にあまりにも調子が良いので、多少「3時間50分」(これは今シーズン全体での目標だ)を意識し始めていたのが良くなかったのかもしれない。

32km過ぎから、3時間50分(達成するには、1kmを5分27秒以内で走らなければいけない)はさすがに無理かなと思い始めていて、次に目標をサブ4に変えた。この目標ならば、まだまだ余裕があった。それもあって、心が負けてしまったのだ。

ほぼフラットなはずであっても、辛くなってきた身では、緩やかな上りも辛く思えてくる。ペースを大幅ダウンさせてしまい、しまいには歩くことも。歩いたとしても、自分の中である目印を決め、そこまでしか歩かないようにし、走りだしたときも、少なくとも見えているあの目印の場所までは走ろうなどとする。走ったときのペースはそこそこ速かったので、スプリットも1kmを5分台で走れているところが多かった理由だ。あるペースで走れるのだから、筋肉に限界が来ていたわけではない。実際、さすがに、ここからは走らないともうサブ4も危ないかもしれないと思った、ラスト1kmちょっとは全部走っているのだから、これをラスト5kmとか7kmとかでやれば良かっただけだ。

気持よくゴールしたかったのに、最後を走りきれなかったため、本当に悔いが残る。

会場を後にする際もバスが並んでいたので、二宮駅まで歩いた。2km以上あったのだが、特に問題なく歩けた。こんなに余力があるのならば、なんでレースで使いきらなかったのだろうと反省しながら。

【追記 2013/11/04 17:34】
特別協賛のNew Balanceは特設サイトを設けており、そこにある完全攻略シミュレーターが役に立った。ランナー目線でレースをシミュレーションできるようになっている。

次回に向けて、練習とそして作戦をまた練り直さなければ。