2014年1月5日日曜日

NIKE EKIDEN CHALLENGEが面白い



駅伝やマラソンの中継で、沿道で勝手に選手と並走する人を見たことがあるだろう。途中で係員に静止されるまでもなく、多くの場合、気づくと画面から消えている。障害物に遮られたのかもしれないが、おそらくそのスピードを維持できなくなったのだ。

一流の長距離ランナーはかなりのスピードだろうなと想像つくだろうが、実際に試してみたことのある人はどのくらいいるだろうか? それを試すイベントが「NIKE EKIDEN CHALLENGE」だ。

このイベントは昨年末から開始されていたようだが、箱根駅伝が開催されるまで、私はその存在を知らなかった。

箱根駅伝をテレビで観戦しながら、感想をTwitterでつぶやいていたら、ナイキ(Nike)の公式アカウントからメンションをもらったことで初めて知った。
リンクをクリックしてみると、NIKE EKIDEN CHALLENGEというFacebook上のイベントに誘導された。見てみるとわかるが、これは駅伝スピードを自分で体験してみるというイベントだ。
正月に激走する駅伝ランナー達のスピードは1km平均3分。つまり、100m18秒。
そして、そのスピードでひとり約20kmを駆け抜け、10人でつなぐ。
キミのリミッターを解除してこのスピードにどこまで迫れるか、
そしてどれだけ走れるかチャレンジしてみよう。
ルールはいたって簡単。

チャレンジ1はNIKE+を使って、100mを18秒で走ること。
チャレンジ2はそのペースを持続してどこまで走れるかに挑戦すること。

ランニングの練習でタイムトライアルという形で、たとえば1kmをどこまで速く走れるかなどを行うことはあったが、速いペースをターゲットにして、それでどこまで長く走れるかという練習はしたことがなかった。興味を持ったので、さっそくトライしてみた。

まず、チャレンジ1。100m(以上)を100m/18秒のペースで走る。

私は運動音痴だったし、背が低かったこともあって、小中学校のころ足は遅かった(おそらく今も遅い)。徒競走などでは、いつもビリから数えたほうが早かった。正確な記録は覚えていないが、小中学校のころでも100mを15秒以上かかっていたのではないか。それから数十年。100mを18秒などで走ることはできるのだろうか。

結論から言うと、できることはできた。だが、このペースで長距離を走るのなどまったく無理。だが、100mを越えさえすれば良いので、とりあえずはクリア。以下がその証拠。

140mを24秒で走り、1kmのペース換算で2分49秒となる。 3分(100mを18秒のペース)以内を達成。

チャレンジ2はこのペースで最長どこまで走れるかにトライだ。今日の昼、さっそくやってみた。200mまではクリアしたものの、これ以上の距離だと、ペースを守れない。そりゃそうだ、ほぼ全速で走っているような状況なので、だんだんと足がもつれ始める。転ばなかっただけでも良しとしよう。


イベントは1月13日まで行われている。イベントとは言っても、Facebook上のイベントというだけで、どこかに実際に行かなければいけないというわけではない。

まだ1週間ほどあるので、チャレンジ2はもう1度リベンジしてみたい。いくらなんでも、200mというのは格好悪すぎる。

なかなか面白い試みなので、興味ある人は参加されたし。