2007年9月23日日曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序



包帯つながりということで、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」も観て来た。

以前、好きな異性のタイプを聞かれたときに、ほかの人が実在の人間の名前をあげる中、1人「綾波レイ」と答えて、皆にドン引きされてしまったことがあるのは私だ。

10年前に流行したときには、実はそれほどファンではなかった。当時の同僚が面白いから是非見ろと言って、ビデオを貸してくれたので、一応一通り見ているが、別にエヴァに哲学的な意味合いを探すこともなく、わけの分からなかったエンディングに怒ることもなく、ただ一話一話の完成度の高さと次回への期待を持たせるリズムが気に入っていた。

映画レビューサイトで、評価が分かれているのは知っていた。アニメーションとしてのクオリティが格段に良くなっていることが評価される一方、ストーリーなどに新しい展開が見られないことや、始めから連作の第一作目としての位置づけが強すぎることなどが批判されていた。中には、熱烈なファンのための作品に過ぎないと一蹴しているレビューもあったほどだ。

長々と書いてしまったが、私は実は感想を書ける立場にない。直前にランチを食べながらビールを飲んだのがいけなかったのか、眠気に負けて、ほとんど寝てしまっていたのだ。

だが、ストーリーが眠気を負かすほど面白くなかったとは言えると思う。少なくとも、私の琴線に触れるものはほとんど無かった。たぶん、私は次作は見ない。